【カフェ シゼン 朝霧高原】富士山を望むワイナリー併設カフェで、自社醸造の甲州ワインと朝霧の恵みを味わう

2026年5月11日、静岡県富士宮市・朝霧高原にあるカフェ&ワインバー「カフェ シゼン(Café SHIZEN)」を訪れました。

ここは、富士山の裾野に広がる広大な「富士山ワイナリー」の敷地内に、2024年7月にオープンしたばかりのカフェ。ぶどう畑の向こうに富士山がそびえる絶景の中で、日本では希少な自社栽培・自社醸造の甲州ワインと、朝霧高原の食材を使った料理をいただける特別な場所です。

今回は、自社醸造ワインの飲み比べから、名物の卵サンドやグラタンまで、実際にいただいたメニューを写真とともにレポートしていきます。富士山のふもとで過ごす、非日常のひとときをのぞいてみてください。

目次

カフェ シゼンとは?

カフェ シゼンは、静岡県富士宮市の朝霧高原に広がる「富士山ワイナリー」に併設された、カフェ&ワインバーです。もともとぶどう栽培とワイン醸造を行うワイナリーがあった敷地に、2024年7月18日、新たにカフェがオープンしました。

ワイナリーを手がけるのは、フランスワインの老舗インポーター「ミレジム」の創業者であるアーネスト・シンガー氏。「自らぶどうを育て、ワインを造りたい」という想いから始まった富士山ワイナリーでは、日本では栽培が難しいとされる甲州種のぶどうを自社で育て、ワインに仕立てています。カフェは、シンガー氏と、フラワーアーティストである妻・由美子さんが手がけた、こだわりの空間です。

建物を設計したのは、建築家の遠藤秀平氏。コルゲート鋼板の曲線が印象的な外観は、まるで広大な野原に現れた宇宙ステーションのよう。一歩足を踏み入れると、一転して木のぬくもりに包まれた、落ち着きのある空間が広がります。

項目内容
店名カフェ シゼン(Café SHIZEN)
ジャンルカフェ/ワインバー
オープン2024年7月18日
運営富士山ワイナリー(インポーター「ミレジム」創業者 アーネスト・シンガー氏)
設計建築家・遠藤秀平氏(コルゲート鋼板の未来的な建築)
ロケーション富士山ワイナリー敷地内(富士宮市・朝霧高原)
特徴富士山ビュー/自社醸造の甲州ワイン/ペット同伴可

富士山を望む、宇宙ステーションのような空間

道の駅 朝霧高原の近く、国道139号線から細い脇道へ入り、しばらく進むと、突如としてシルバーの近未来的な建物が姿を現します。周囲の雄大な自然の中に、洗練された建築がぽつんと佇む様子は、まるでアートギャラリーのよう。

店内は天井が高く、コンクリートの打ちっぱなしと木の質感が調和した、広々とした空間。大きなガラス窓の向こうには、天気が良ければ富士山の絶景が広がります。壁一面にずらりと並ぶワインは、ワイナリー併設ならではの光景で、ワイン好きにはたまりません。

さらに嬉しいのが、店内はペット同伴OKだということ。小型犬から大型犬まで一緒に過ごせるので、愛犬とのおでかけ先としても人気です。海外のレストランのような開放的な雰囲気の中で、ゆったりとした時間を楽しめます。

いただいたメニュー

それでは、実際にいただいたお料理とワインをご紹介します。地元・朝霧高原の食材を活かした一皿一皿は、シンプルながらも素材の良さが際立つものばかりでした。

まずは自社醸造ワインの飲み比べから

やはりワイナリー併設カフェに来たからには、外せないのがワイン。今回は、スパークリングと白ワインの飲み比べ(テイスティングセット)をお願いしました。木製のトレーに並んだ3種のグラスは、それだけで気分が上がります。

富士山ワイナリーでは、自社で育てた甲州ぶどうから造る「シゼン スパークリング甲州」や「富士山ワイナリー甲州」、そして「ドメイン シゼン」など、個性豊かなラインナップが揃います。きりっと冷えた甲州の白は、フレッシュな酸と穏やかな果実味が上品で、これから始まる食事への期待が高まります。窓の外の景色を眺めながら傾けるグラスは格別でした。

やさしい味わいの本日のポタージュ

まず運ばれてきたのは、白いカップにたっぷりと注がれた温かいポタージュ。表面には、さくっとしたクルトンと刻みハーブ、そして黄金色のオリーブオイルがひとまわし。木のスプーンが添えられているのも、このお店らしいあたたかみを感じさせます。

ひと口いただくと、なめらかな口当たりと、素材本来のやさしい甘みが広がります。濃すぎず、するすると身体に染みわたるような上品な味わいで、食事の始まりにぴったり。クルトンの軽い食感とオリーブオイルの香りが、シンプルなポタージュに奥行きを添えていました。

名物・ゴトウさんの卵の「卵サンド」

続いては、カフェ シゼンの人気メニューのひとつ、「ゴトウさんの卵を使った卵サンド」。地元の生産者・ゴトウさんが育てた卵をぜいたくに使った一品です。

やわらかな食パンからあふれんばかりに挟まれているのは、とろりと半熟に仕上げたスクランブルエッグ。断面から覗く鮮やかな黄色が、卵の質の良さを物語っています。ふんわりとろとろの卵に、粗挽き黒こしょうがピリッとアクセントを添えていて、シンプルながら記憶に残る美味しさ。添えられた彩り豊かなサラダも新鮮で、最後まで飽きずにいただけました。

熱々とろける「挽肉とじゃがいものグラタン」

そしてもう一品は、こちらも定番の「挽肉とじゃがいものグラタン」。素朴なブラウンの耐熱皿で、表面がこんがりと焼き上げられた状態で登場します。仕上げにたっぷりの粉チーズと刻みハーブがトッピングされ、見るからに食欲をそそる一皿です。

スプーンを入れると、チーズがとろりと伸び、下からは挽肉とほくほくのじゃがいもがたっぷり。濃厚でありながらどこか懐かしさを感じる味わいで、これはワインが進みます。添えられたバゲットにグラタンをのせていただくのもおすすめ。ひんやりと涼しい朝霧高原の気候にも、熱々のグラタンはぴったりでした。

カフェ シゼンの3つの魅力

実際に訪れてみて感じた、カフェ シゼンならではの魅力を3つのポイントにまとめてご紹介します。

富士山とぶどう畑を望む唯一無二のロケーション

なんといっても最大の魅力は、富士箱根伊豆国立公園の豊かな自然に囲まれたロケーション。ぶどう畑の向こうに富士山がそびえる景色は、ここでしか味わえない絶景です。有名建築家が手がけた洗練された建物と、雄大な自然とのコントラストも見どころ。日常を忘れて、心からリラックスできる空間です。

日本では希少な自社栽培・自社醸造の甲州ワイン

栽培の難しい甲州ぶどうを自社で育て、ワインまで一貫して手がけているのは、日本でも非常に珍しい取り組み。ここでは、自社醸造のワインと、厳選された輸入ワインの両方を楽しめます。スパークリングから白まで飲み比べができるので、自分好みの一本を見つける楽しみも。気に入ったワインは購入して持ち帰ることもできます。隣接するワイナリーでは見学やツアーも行われており、ワイン好きにはたまらない環境が整っています。

朝霧高原の恵みを活かした素材重視の料理

メニューは、地元・朝霧地区の食材をふんだんに使った料理が中心。ゴトウさんの卵を使った卵サンドや、朝霧放牧ポークのホットドッグ、井出農園のトマトを使ったサラダなど、生産者の顔が見える一皿が揃います。どれもシンプルな調理ながら、素材の良さがしっかりと伝わってくる味わい。自社醸造ワインとの相性も抜群でした。

まとめ

富士山のふもと・朝霧高原に佇むカフェ シゼンは、絶景・建築・ワイン・料理のすべてが揃った、大人の休日にぴったりのスポットでした。自社醸造の甲州ワインを味わいながら、地元食材の料理をゆっくりと楽しむ時間は、まさに非日常のひととき。

ペット同伴OKなので、愛犬とのおでかけ先としてもおすすめです。富士宮・朝霧高原方面へ足を運ぶ際は、ぜひ立ち寄ってほしいお店。次回は富士山がくっきりと見える晴れた日に訪れて、窓際の特等席でワインを傾けたいと思います。

なお、お店へ続く道は途中から細い未舗装路になり、対向車とのすれ違いが難しい区間もあります。車で訪れる際は、運転に気をつけつつ、事前の電話予約がおすすめです。

アクセス情報

項目内容
店名カフェ シゼン(Café SHIZEN)
住所〒418-0101 静岡県富士宮市根原498 富士山ワイナリー内
交通「道の駅 朝霧高原」から徒歩約5分/東名高速 富士ICより国道139号経由 約45分/中央自動車道 河口湖ICより約40分
駐車場あり(店舗前・無料)
営業時間10:00〜16:00(料理L.O. 15:30)
定休日元日のみ
予算昼 ¥1,000〜¥1,999(ワイン別)
ペット同伴可(店内OK・予防接種済みなど条件あり)
電話0544-52-0055(車での来店は電話予約を推奨)
公式サイトカフェ シゼン 公式サイト
食べログ食べログページはこちら

※ 2026年5月訪問時の情報です。メニューは日や季節によって変わる場合があります。最新の営業情報・メニューは公式サイトまたは店舗へご確認ください。

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